
昨年より東京・大阪・福岡と続けて開催してきた「はなや香体験イベント」を、北海道でも開催!
20〜30代が集まる日本酒コミュニティ「酒小町」との共催により、今回も若手日本酒ファンの参加者が多く集まりました。
兵庫県に拠点を構える日本盛にとって、遠く離れた北海道の日本酒ファンと直接話をできるのは、とても貴重な機会です。
「はなや香」をはじめとする日本盛の商品を楽しんでもらいつつ、「どうすればもっと気軽に日本酒を楽しんでもらえるか?」のディスカッションも実施したので、その様子をお届けします!
「はなや香」の魅力を届けるイベントが、ついに北の大地・北海道まで!

2024年9月にリリースされた、日本盛の「Hanaya_ka*はなや香」。発売当初には東京にてお披露目イベントを開催し、その後も大阪・福岡と各地で続けて体験イベントを開催してきました。
イベントの参加メンバーは、日常的に日本酒を愛飲する若手層。はなや香の魅力を知ってもらうのはもちろんのこと、飲み手である若手日本酒ファンと、造り手の日本盛が交流を図る場にもなっています。そんな有意義なイベントを、日本最北端の地・北海道にて開催しました!
今回のイベント会場は、札幌市にある「bokashi Base」。
北海道にゆかりある素材をふんだんに活用した木を基調としたスペースで、大きな窓からは優しい陽が差します。
温かな雰囲気の会場で「北海道×はなや香」の魅力をたっぷりと感じられるイベントをお届けしました。
シンプルで洗練されたパッケージ、ふわりと広がる香りが魅力の「はなや香」

日本盛の「はなや香」は、日本酒らしさをあえて排した、洗練されたデザインが特徴。
香り成分のひとつであるカプロン酸エチルの含有量が高く、ボトルを開けたとたんにフルーティーかつ華やかな香りがふわりと広がります。
ピンクのボトルの純米酒、紫のボトルの本醸造酒の2種展開しており、味の違いを飲み比べたり、お料理に合わせて好きな方を選んだり、楽しみ方はさまざま。
コンパクトな飲みきりサイズで、しかもリキャップも可能なので「日本酒は飲み慣れていないし、全部飲めるかな……?」と心配な日本酒ビギナーさんにもおすすめです。
ミシュラン三つ星レストランで活躍した白鳥シェフによる、北海道の素材を活かしたペアリング料理

これまでに開催してきた「はなや香体験イベント」では、毎回開催地の都道府県“らしさ”を活かしたペアリングレシピを、プロのフードクリエイターやシェフに考案していただいています。
今回の札幌イベントでは、ミシュラン三つ星レストランに長年勤めたのち、海外で修行を積んだ人気シェフ・白鳥翔大氏がレシピを考案!
北海道らしさを感じつつ、自宅で誰でも簡単に真似できる料理を作っていただきました。

「はなや香 純米」に合わせるのは、「ジャガイモと酒粕のポテトサラダ」。
酒粕を混ぜたマヨネーズはまろやかな旨味があり、ふくよかな口当たりの純米酒と合わせることでよりマイルドな味わいに感じられます。

スッキリとした飲み口の「はなや香 本醸造」には「白身魚のザンギ」を。
北海道名物である「ザンギ」は鶏のからあげを指しますが、今回は北海道で親しまれている魚・カスベ(エイ)を使って仕上げていただきました。

2つの料理の作り方は、SAKARI Online内の「サカリレシピ」にて公開中!
ぜひご自宅でも作ってみてくださいね。
普段から日本酒を楽しむ若手ファンだからこそ、見える課題。参加メンバーとともに考える、日本酒の広め方

今回イベントにご参加いただいたメンバーは、普段から日本酒に親しんでいる20〜40代の若手日本酒ファンが中心。
「自分はよく日本酒を飲むけれど、周りに同年代の日本酒好きは少ない」という人たちだからこそ、若年層のお酒離れや日本酒への馴染みのなさといった課題を、私たち造り手とはまた違った視点で捉えています。
イベント中のディスカッションを通して、参加メンバーと「どうすればもっと日本酒を気軽に楽しんでもらえるのか?」を、一緒に考えてみました。
参加者のみなさんが日本酒を飲むようになったきっかけとは?
まず聞いてみたのは、参加者の皆さんが日本酒を飲むようになったきっかけ。
ビールやハイボール、カクテルなどさまざまな選択肢があるなか、日本酒を選ぶのには、こんな理由がありました。

「試飲で少量だけ飲む機会があった際に、自分が“美味しい”と思える日本酒があることに気づいた」
「友だちに美味しい日本酒を教えてもらって、好きになった」
「父親が、日本酒が好きでよく飲んでいた」

身近な人に勧めてもらったり、少量から楽しんでみたりしたことで、その魅力にハマっていった人が多いようです。
実際に「はなや香」を飲んでみて、どう感じた?
「はなや香」は、「もっと気軽に日本酒を楽しんでほしい」「上質で美味しい日本酒を自宅でも味わってほしい」という思いから生まれた商品。
そんな「はなや香」を実際に飲んでみて、若き日本酒ファンはどのように感じたのでしょうか?

「フルーティーな香りがよい。日本酒初心者でも飲みやすい」
「従来の日本酒に感じていた、キツイ印象が少ない」
「デザインがおしゃれで手に取りやすい。おしゃれなデザインは、特に若い世代にとって重要だと思う」
「デザインが可愛くて、お花見やお散歩シーンででも見栄えがよく、気軽に楽しめる」

味はもちろんのこと、同世代に勧めやすい見た目も重要。
「はなや香」は、日本酒ビギナーさんにも「ちょっと飲んでみない?」と勧めやすいという声を多数いただきました。
若い世代にもっと日本酒を楽しんでもらうために、なにができそう?
イベント中は「はなや香」だけでなく、炭酸入りの日本酒ソーダ「JAPAN SODA」など、日本盛の商品を複数楽しんでいただきました。
数種類のお酒を試飲いただいたうえで、「若い世代に、どうすればもっと日本酒が広まりそうか」を一緒に考えてみました。

「ジャパンソーダは飲みやすく、柚子味があるのがよい。フレーバーがもっと増えれば選べる楽しみがあり、日本酒に触れるきっかけも広がるのでは?」
「父親が日本酒を飲んでいたから、日本酒に興味を持った。冷蔵庫にいつも日本酒があれば、自分の子どもが育ったときに日本酒を飲みたいと思ってもらえるかも」
「人から勧められて日本酒の魅力を知った。日本酒を飲んで“美味しい”と感じた人が、友人に広めていく伝道師”のような存在になれたらよい」

日本酒を愛するメンバーばかりだからこそ「よいものを広めたい」という熱い思いにあふれたアイディアがたくさん飛び出しました。
「造り手の想いを聞けて嬉しい」イベント終了後にメンバーから寄せられた声
イベント後のアンケートでは
「造り手の想いを直接聞いたり、一緒にディスカッションをできる機会はめったにない」
「普段合わない方々とお会いできたこと、また日本盛さんの説明や声かけがすごく丁寧でよかった!私自身も友人やSNSなどで広めたいと思った。」
「楽しくお酒をのめました!めちゃくちゃ良かったと思います!」
「日本盛のスタッフはみんな気さくで、酒蔵=格式高いというイメージが、いい意味で覆された」
など、嬉しいコメントをたくさんいただきました。

飲み手側の気持ちを、造り手が知ること。
造り手の想いを、飲み手の皆さんに知っていただくこと。
この両軸があることで、日本酒好きの輪が少しずつ広がっていくと感じています。
これからも日本酒ファンをひとりでも増やしていくため、造り手と飲み手が交流できるイベントを、続けて開催していきます!
「これ、美味しいよ」の連鎖を目指して。食卓のお供に、日本酒という選択肢を。

これまでのイベントに続き、今回も「はなや香」は味わいの面でもパッケージのデザイン面でも、とても手に取りやすい日本酒だというコメントが多く集まりました。
若手層に日本酒を気軽に飲んでもらうには、私たち造り手の努力はもちろん、飲み手同士で「これ美味しいから飲んでみて!」とおすすめし合ってもらうことも欠かせません。
これからも日本盛は美味しい日本酒を造り続け、古くからのお客さま、若手日本酒ファンのどちらにも満足していただける努力を重ねていきます。
日本酒ファンの皆さんにはぜひ“伝道師”として、私たちとともに日本酒の魅力を発信していただけると嬉しいです。