
もうすぐ、お歳暮のシーズン。
一年の締めくくりに感謝の気持ちを込めて贈り物を選ぶ際、日本酒ギフトは選択肢のひとつとしておすすめのアイテムです。
とはいえ、日本酒を贈ってみたいけれど「種類が多くて選べない」「詳しくないから不安」という人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、失敗しない日本酒ギフトの選び方を紹介。
贈り物の際のマナーやちょっとした気遣いについても一緒に解説しています。
お歳暮のお悩み解決に、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
日本酒は、お祝いやお礼のギフトにもおすすめ!

日本酒と聞くと、その名称からも「日本らしさ」を連想しますよね。
そのため、お歳暮やお正月などの日本ならではの季節行事の贈り物に、日本酒はぴったり。
種類も多いため相手の好みに合わせやすく、価格帯の幅も広いので予算に合わせて選ぶこともできます。常温OKのお酒も多く配送がしやすい点も、ギフトにおすすめな理由です。
季節行事だけでなく、ちょっとしたお礼やホームパーティーの手土産も喜ばれますよ。
初めてでも失敗しない!日本酒ギフトを選ぶ際のコツ5選

ギフトに日本酒を選んでみたいけれど「どうやって選べばよいかよく分からない」「たくさんあって難しい」と思う人も多いはず。
ここでは、初めての日本酒ギフト選びでも失敗しない、選び方のコツを紹介します。
相手に喜んでもらえる選び方をさまざまな視点で解説していきます。
相手好みの味わいで選ぶ
ひとくちに「日本酒」といっても、純米酒・吟醸酒・大吟醸酒など製法や種類によって味わいは異なります。辛口と甘口、スッキリ系とフルーティー系など、タイプもさまざま。
そんな日本酒をギフトとして贈る際には、やはり相手の好みに合わせて選ぶのが一番です。
フルーティーな印象が強い純米吟醸酒は、女性や日本酒初心者の方にも人気があります。
普段からよく晩酌をするなど食事と一緒にお酒を楽しむ人には、淡麗辛口なタイプや香りが穏やかな純米酒がおすすめです。
日本酒の種類による味の違いは過去の記事で詳しく解説しているので、ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
サイズ・本数で選ぶ
ギフトとして贈るときには、サイズが大きすぎず一般家庭の冷蔵庫にも収まりやすい四合瓶(720ml)がよいでしょう。
しかし、毎日日本酒を飲む人に贈る際や、相手の好きな銘柄が分かっている場合は、思い切って一升瓶()を贈るという選択肢も。
「一生懸命選んだけど、口に合うか不安だな」というときには、300mlのコンパクトサイズをいくつか揃えたり、飲み比べセットを選んだりするのもおすすめです。
特に数種類のお酒が入った飲み比べセットは、普段自分では選ばないような銘柄に出合える可能性もあり、新たな好みが見つかるきっかけになるかもしれません。
相手との関係性で選ぶ
ギフトを贈る相手との関係性によっても、意識すべきポイントが変わります。
たとえば友人や家族、恋人など身近な人に贈る際には、デザイン重視で選ぶのもおすすめ。
「このラベル、◯◯さんっぽいな」など相手のイメージに合うものを選んでみてはいかがでしょうか?
ただ贈るだけでなく、期間限定のお酒を選んで一緒に楽しむ方法も。
なにかの節目やお祝いに渡したり、目上の人に贈ったりする際には、木箱入りのものや高級酒など、上品さを重視して選ぶとよいでしょう。
予算に合わせて選ぶ
贈り物をする際には、予算以内に収めることも重要ですよね。
日本酒は非常に種類が多いので、さまざまな価格帯から選ぶことができます。
たとえば、以下の金額を目安に選んでみてはいかがでしょうか。
- 〜2,000円:友人や同僚への気軽なプレゼントに
- 3,000〜5,000円:お歳暮や家族・上司などへの贈り物に
- 5,000円〜:特別な記念日や、取引先・目上の人への高級ギフトに
「安い日本酒=美味しくない」ということはなく、リーズナブルで美味しい日本酒もたくさんあります。贈る相手やシーンに合わせて、無理のない金額で選んでみてくださいね。
デザインや希少性で選ぶ
日本酒というと渋めなイメージがあるかもしれませんが、最近はラベルやボトルのデザインに凝っているものも、たくさんあります。
キャラクターとコラボしたお酒や、季節ごとにデザインが変わるものも。
相手の好きそうなデザインを、見た目重視で選ぶのも楽しいですよ。
季節限定品や数量限定品はプレミアム感が出るので、特にギフトにぴったりです。
意外と知らない?ギフト贈るときに知っておきたいマナーと、ちょっとした気遣い
せっかくギフトを贈るなら、より丁寧に心を込めて贈って、気持ちよく受け取ってもらいたいもの。
相手にぴったりの日本酒を選んだら、贈る際のマナーや気遣いも合わせて確認しておきましょう。
お歳暮・お中元などの季節の贈り物
日本ならではの季節の挨拶といえば、やっぱりお歳暮・お中元。
いずれも地域によって贈る時期が微妙に異なり、以下を目安に贈るのがよいとされています。
【お歳暮を贈る時期】
- 関東:12月上旬〜20日ごろ
- 関西:12月中旬〜25日ごろ
【お中元を贈る時期】
- 関東:7月初旬〜7月15日ごろ
- 関西:7月中旬〜8月15日ごろ
熨斗には「御歳暮」「御中元」と記載し、水引は「紅白蝶結び」を選ぶのが一般的です。
誕生日・お礼などのカジュアルギフト
誕生日などに親しい間柄の人に贈る際には、かしこまらなくてもOK。
必ずしも熨斗を付ける必要はなく、リボンをかけるなどの簡単なラッピングでも十分です。
メッセージカードや手紙を添えればよりギフト感が増し、相手にとっても思い出深いものになるのではないでしょうか。
結婚・快気祝いなどの特別なシーン
結婚祝い・快気祝いには「紅白結び切り」の熨斗を使用します。
よく似たもので「紅白蝶結び」がありますが、結婚などの一度きりであってほしいお祝いごとには、しっかり結んで簡単にはほどけない「結び切り」を使用します。
このようなおめでたい場面では、華やかな金箔入のお酒もおすすめ。
この季節ならでは!お歳暮におすすめな日本盛の日本酒4選
最後に、お歳暮におすすめの日本盛のお酒を紹介します。
金箔入りや木箱入りなど、品のある日本酒はお歳暮にもぴったり。
「今年のお歳暮、どうしよう」と迷っている人は、ぜひ選択肢のひとつとしてチェックしてみてくださいね。
【年末限定商品】超特撰 雑候屋甚兵衞 純米大吟醸
「超特撰 雑候屋甚兵衞 純米大吟醸」は、灘酒の始祖と伝えられる酒蔵「雑候屋(雑古屋)文右衛門」より受け継いだ「雑候屋(ざこうや)」の名を冠する至高の逸品。
酒米の王様といわれる山田錦のなかでも「特A地区」で収穫された特に高品質なお米のみを原料米とし、精米歩合40%まで磨き上げて丁寧に醸しました。
穏やかで上品な吟醸香と調和のとれた味わいが魅力で、冷やすとより美味しくいただけます。
品のある木箱つきで、贈り物にぴったりな日本酒です。
【年末限定商品】慶華 純金箔入
年末限定の日本酒「慶華 純金箔入」。
金箔入りの、非常に華やかな見た目の日本酒です。
お酒に金箔が浮かんでいるだけでなく、ラベルも化粧箱も金色。豪華な印象があり、年末年始を飾るにはうってつけの1本といえるでしょう。
さらりとした口当たり、すっきりしたキレ味、爽快な喉ごしが特徴で、お料理と合わせて美味しくいただけます。
【ロングセラー】超特撰 純米吟醸 惣花
明治より守り続ける伝統の酒、「惣花(そうはな)」。
芳醇な香りとまろやかな口当たり、すっきりした喉ごしに加え、気品あるコクが魅力です。
日本酒造りに最も重要といわれる麹米に、兵庫県産山田錦を55%まで磨いて使用しています。
「惣花」とは「あまねく愛す」「皆にもれなくふるまう」という意味があり、慶びをお祝いする逸品として明治時代から多くの人に愛されてきました。
1年の感謝を伝えるお歳暮や、親族や友人と集まって新年のお祝いをするお正月のシーンにまさにぴったりの日本酒です。
【限定パッケージ】日本盛 上撰 ハレの日
日本盛伝統の、飲み飽きしない日本盛 上撰。
たくさんの花があしらわれた華やかなラベルと年末年始限定パッケージは、食卓をパッと明るく彩ります。
熱燗にすると特に美味しくいただけるので、寒い季節の贈りものに特にぴったり。
家族団欒の席でお鍋やすき焼きなどと合わせてみるのもおすすめです。
贈り物にも、自分へのご褒美にも。

日本酒ギフトは、味・価格・サイズなど、いろいろな角度から選べる万能ギフトでもあります。
お歳暮や感謝の贈り物にはもちろん、頑張っている自分へのご褒美として、日本酒を選んでみてくださいね。








