暑い夏はやっぱり、冷たい飲みものが恋しくなるもの。

特に外出先から帰ってきたときやお風呂上がりなどには、キンキンに冷えたお酒を飲みたくなる人も多いのではないでしょうか。

今回は、夏ならではの日本酒のアレンジ方法をご紹介します。

今年の夏は、ぜひ冷たい日本酒で涼を味わってみてください。

夏におすすめな日本酒の飲み方は「オン・ザ・ロック」

夏の暑い時期には、お酒もしっかりと冷やして飲みたくなりませんか？

日本酒は、温度によって味わいが変わるお酒。

同じ銘柄であっても温度が変わると香りの引き立ち方や口当たりが異なり、さまざまな表情を見せてくれます。

そこでおすすめなのが、日本酒に氷を入れる飲み方、通称「日本酒ロック」。

氷を入れたグラスにお酒を注ぐ「オン・ザ・ロック」という飲み方はウィスキーや焼酎のイメージが強いかもしれませんが、実は日本酒にもピッタリ。

氷を入れることで、キリッとした冷たさや清涼感を味わうことができます。

後味もスッキリとクリアになり、まさに夏にぴったりの飲み方です。

氷を入れるのは邪道…？日本酒ロックの魅力

日本酒といえばストレートでそのまま飲むイメージが強く「氷を入れるなんて、よくないのでは？」と感じる人もいるかもしれません。

ですが、日本酒の飲み方・楽しみ方は自由。ほかのお酒と同じように、日本酒も自分の好みに合わせてアレンジを楽しめるお酒です。

日本酒ロックは、氷を入れることで口当たりがまろやかになるのが魅力。

また、氷が少しずつ溶けていくことによって、時間の経過とともに味わいの変化も楽しむことができます。

氷が溶けるにつれてアルコール度数が下がるので酔い覚めがよく、アルコール度数が高いので日本酒があまり得意ではない方にもおすすめの飲み方です。

日本酒ロックの美味しい作り方

日本酒ロックは、日本酒に氷を入れるだけの、シンプルな飲み方。

ですが、より美味しい日本酒ロックを作るには、いくつかポイントがあります。

ここでは、美味しい日本酒ロックの作り方をご紹介します。

＜材料＞

・日本酒（生原酒がおすすめ）

・かちわり氷

＜作り方＞

①グラスにたっぷりとかちわり氷を入れる

②日本酒をお好みの量注ぐ

氷は、かちわり氷がおすすめ。

自宅の製氷機で作った氷はサイズが小さくすぐに溶けてしまうため、お酒が水っぽくなりやすいのが難点です。

大きめのかちわり氷は溶けにくいので、日本酒ロックにもぴったり！

時間が経つにつれてゆっくりと溶けていくので、味わいの変化をじっくりと楽しめます。

かちわり氷の代わりに、冷凍フルーツを使うのもおすすめ。

フルーツのジューシーな甘みが加わることで飲みやすくなり、デザート感覚で楽しめます。

見た目もとっても華やかになりますよ。

特におすすめなのは「生原酒」

日本酒ロックを作る際、基本的にはお好みの日本酒を選んでOKですが、特におすすめなのが「生原酒」。

生原酒とは、火入れや割り水をおこなっていない日本酒のことです。

日本酒を造る際、通常はお酒を搾ったあとに、殺菌や劣化を防ぎ品質を安定させるための「火入れ」（加熱処理）や、味の調整のための「割り水」（加水）という作業をおこないます。

しかし、生原酒は火入れ・割り水をおこなわないため、フレッシュで華やかな香りと濃厚な味わいが魅力です。

鮮度が命の「生酒」は、もともと冷やして飲むのが美味しいお酒。

かつ「原酒」は濃厚な味わいでアルコール度数が高い傾向があるため、氷が溶けて少し薄まると飲みやすい印象になります。

日本酒ロックにおすすめの『生原酒 ボトル缶シリーズ』。

加熱なし、加水なし。日本酒本来の鮮度あふれる「香り」「コク」「味わい」が楽しめる４タイプがあります。

ぜひお好みのお酒を見つけて、日本酒ロックを楽しんでみてくださいね。

日本酒ロックだけじゃない！夏ならではの日本酒の楽しみ方3選

氷を入れる日本酒ロックのほかにも、日本酒のアレンジは自由自在！

今回は、夏ならではのアレンジ方法をご紹介します。

どれも自宅でカンタンに作れるので、ぜひ試してみてくださいね。

炭酸で割って爽快感アップ！日本酒の「さわやか割り」

日本酒を炭酸水で割る、日本酒の「さわやか割り」。「日本酒ハイボール」と呼ばれることもあります。

すっきりと軽やかな飲み心地が特徴で、唐揚げや餃子などガッツリ系のおつまみにもぴったり！

日本酒と炭酸水の割合は自分の好みに合わせて調節できるので、アルコール度数が気になる人にもおすすめです。

お好みでライムやレモンを絞ると、さらに清涼感がアップしますよ。

ほろ酔い気分を味わえる大人のデザート「バニラアイスの日本酒がけ」

バニラアイスにエスプレッソコーヒーをかけるデザート「アフォガート」のようなイメージで、アイスに日本酒をかけるのもおすすめです。

日本酒のフルーティーで華やかな香りと、バニラアイスの濃厚な味わいが絶妙に絡み合い、一気に大人リッチな味わいに大変身！

アイスが少しずつ溶けていくので、食感や風味の変化も楽しめますよ。

週末の自分へのご褒美など、少し贅沢気分を味わいたいときに、ぜひ作ってみてください。

シャリシャリ感がたまらない「みぞれ酒」

シャリシャリとした食感が魅力の「みぞれ酒」。

「過冷却」という現象を生かして作る、日本酒シャーベットです。

日本盛の「生原酒ボトル缶」を使用して、簡単に作ることができます。

＜作り方＞

①生原酒ボトル缶を一度開栓し、リキャップする。

※未開封で冷凍すると破裂の恐れがありますので、必ず一度開栓してください。

②ボトル缶とグラスを冷凍庫で2〜3時間冷やす

③振動を与えないようにボトルを取り出し、少し高い位置から冷やしたグラスへお酒を注ぐ

注いだ日本酒がグラスに触れると氷りはじめ、シャリシャリのシャーベット状に！

味だけでなく、目でも楽しめるアレンジ方法です。

溶けてしまってもお酒の味が薄まることがないのも、嬉しいポイントです。

日本酒の飲み方はさまざまであり、この時期ならではの楽しみ方もたくさんあります。

SAKARI onlineでは、日本酒の楽しみ方をたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

いろいろな飲み方を試して、お気に入りのアレンジを見つけてみてください。